顔の日焼け止めにはこれ!
夏になるにつれて気になるのが紫外線。紫外線が肌を刺激し炎症を起こしてしまうと、肌はこれ以上ダメージを受けないように、メラニンという色素を作ってしまいます。このメラニンが沈着することでシミの原因になるのです。顔全体を覆って日焼けを避けることは難しいので、日焼け止めをうまく活用していきたいですよね。日焼け止めにも色々種類がありますが、その中でも顔の日焼け止めはどういう風に選べば良いのか確認してきましょう。
顔と体の日焼け止めは分けたほうがいい?
日焼け止めは部位によって分けたほうが良いでしょう。なぜなら、顔と体の皮膚は全く違うからです。顔の皮膚は、体の皮膚と比較すると薄く敏感です。そのため、含有物によって刺激を受けやすく、トラブルもおきやすいのが難点。また、凹凸も多いため、よりなめらかな形状のものでないとムラが出来てしまう可能性も。一方で体は顔に比べて皮膚も厚く、凹凸もあまりありません。また、顔の日焼け止めは化粧下地のように保湿効果があったり、ハイライト効果があるものも。使い分けをするのは少しめんどくさいかもしれませんが、やはり「適材適所」。よりよい効果が見込めるものを使っていきましょう!
顔の日焼け止めを選ぶ時のコツは?
保湿効果を確認する
化粧下地やファンデーションだけでは保湿は十分ではありません。乾燥してしまうと、より紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。また、化粧がよれてしまう可能性も高いです。保湿効果が高いかどうか確認するためには、アルコールの有無がカギになります。エタノールなどのアルコールやDPGという成分が含まれていると、乾燥しやすいものが多いかもしれません。また、ローズヒップオイルやヒアルロン酸が入っているものは肌に優しくしっとりとした使い心地のものが多いです。
クレンジングで落としきれるものを
日焼け止めは汗で落ちないようにウォータープルーフタイプのものが多いです。そのため、なかなかお風呂で完全には落としづらいですよね。しかし、落としきれないと皮脂汚れに繋がってしまい、シミやニキビの原因になってしまうことも。落ちやすいかどうかは日焼け止めの後ろに書いてある成分をチェックしてみましょう。成分は含有率の高い順番に記載されており、一番初めに「水」が書いてあるものは、水でもすっきり落ちやすいです。ただし、日焼け止めの強度が低い可能性もあるので、注意しましょう。
SPFだけでなく、PAにも注意
SPFは「Sun Protection Factor」の略称です。その名の通り「紫外線防御効果」を意味し、主に肌が赤くなる原因になる紫外線B波をどれだけ防いでくれるかが数字で表されています。また、PAは「Protection Grade of UVA」の略称。「紫外線A波であるUVAを防ぐ効果」を意味します。特にこちらはシミやしわの発生に大きく関わっているとも言われています。A派の方が波長が長いため、肌の奥深くまで到達し悪い影響を及ぼしてしまうのです。両方とも強ければ強いほうが良いというわけではなく、使うのが屋内なのか屋外なのかに合わせて適切な強さのものを使っていきましょう。
肌荒れ防止&日焼け対策に!オススメの顔用日焼け止め
ここでは2種類のタイプの日焼け止めを紹介します。色々試してみて、自分の肌に合うものを是非見つけて見てくださいね。
ミルクタイプ
キュレル 潤浸保湿 UVミルク
キュレルは特に敏感肌の方にオススメのメーカー。乳液も化粧水もとっても人気ですよね。こちらはネットにも売っていますが、ドラッグストアでも購入することが出来ます。(https://www.kao.com/jp/products/curel/4901301274335/)負担感のないさらっとしたミルクタイプで、紫外線や乾燥から肌をしっかり守り、化粧下地の機能も兼ね備えてくれるのが嬉しいポイント。SPF30/PA+++と両方ともそこまで数値が高い訳ではありませんが、室内メインのお出かけならこれで十分かも!
ビオレ UV さらさらパーフェクトミルク
ビオレはボディソープやハンドソープのイメージが強い人もいるかもしれませんね。しかし、日焼け止めも多くの種類でヒットを飛ばしています。今回紹介するこちらは、スーパーウォータープルーフタイプであるにも関わらずせっけんで落ちる優れもの。ネットでもドラッグストアでも購入が出来ます。(https://www.kao.com/jp/products/bioresarasarauv/4901301303844/)化粧下地にも使えるさらさらとした使い心地で、ニキビになりにくい処方になっています。特に夏場ベタつきが気になる人にはオススメしたいですね。SPF50+/PA++++で、十分な対策力があるので、どこにでも安心してつけていけそう!
ジェルタイプ
アリィー ニュアンスチェンジUV ジェル
ジェルタイプはミルクと比較して、独特の白っぽさが軽減されたりなめらかな伸ばし心地で使いやすいのが特徴。こちらの商品は「ニュアンスチェンジ」という名前の通り、「高輝度パール」が配合されているのが特徴です。化粧下地と同じように肌全体をトーンアップしてくれるのにSPF50+ / PA++++と日焼け対策も抜群。また、「スーパーウォータープルーフ処方」「スーパーフリクションプルーフ処方」で汗にも水にも強いのに、比較的洗顔料で簡単に落とせます。また、パラベンフリーで肌への負担も少ないです。60g1800円と少しだけお高めではありますが、効果は十分期待できそう。こちらも薬局でもネットでも購入することが出来ます。(https://www.kanebo-cosmetics.jp/allie/product/)
アネッサ ホワイトニングUV ジェル AA
こちらは、化粧品でも有名な「資生堂」が出しているものになります。そのため、スキンケア成分がなんと50%も配合されており、もはや美容液のような使い心地。保湿・美肌成分である「黄花エキス」「スーパーヒアルロン酸」「コラーゲン」などが存分に配合されており、使っているだけで肌がうるおいます。それなのにSPF50+ / PA++++と日焼け止めとしても十分な効果を発揮してくれる優秀さ。90g2640円と今回ご紹介した中では一番高価ですが、「日焼け止め」の域を超えた「化粧品」として使ってみるのもいいかもしれません。体全体に使うのは気が引けますが、顔だけなら長く使えそうですしね。こちらも薬局でもネットでも購入することが出来ます。(http://anessa.shiseido.co.jp/products/suncare/whitening_uv_gel/)