敏感肌の方も安心の日焼け止めランキング
夏場の日差しが強く暑い時期がやってくると、どうしても気になるのが紫外線です。
しかし、敏感肌の方はどの日焼け止めを使用すれば良いのか迷うのではないでしょうか。
敏感肌の方は肌が人一倍敏感なため、日焼け止めで肌トラブルを引き起こすことは珍しくありません。
紫外線対策として日焼け止めを使用しても、肌トラブルを引き起こしていたら元も子もないですよね。
今回は紫外線が及ぼす肌トラブルをご紹介した上で、敏感肌向けの日焼け止めの選び方とおすすめの日焼け止めをご紹介します。
この記事をご覧いただき、敏感肌の方は今後の紫外線対策の参考にしてください。
紫外線が及ぼす肌トラブル
まず、最初に理解しておく必要があることは紫外線が及ぼす肌トラブルです。
良かれと思い紫外線対策を行わないと、様々な肌トラブルが起こり、頭を悩ませることになります。
ここからは、「紫外線が及ぼす肌トラブル」を3つご紹介します。
シミ・くすみ
実は、紫外線が存在しているのは夏だけではありません。
紫外線は1年中存在しており、私たちに降り注いでいるのです。
また、春先は紫外線の量が増えるため、特に注意が必要な時期です。
シミは皮膚内のメラニン色素が沈着したもので、主な原因となるのが紫外線です。
シミといっても「肝斑(かんぱん)」や「そばかす」、さらには皮膚の炎症跡から発生するシミがあります。
いずれにしてもこれらのシミは、紫外線を浴びることでさらに悪化する危険性があります。
また、くすみはひと口にくすみといっても原因は様々です。
紫外線によるくすみの原因は、「メラニン」という黒い色素が増加することです。
通常であればタンオーバーによって自然と排出されますが、タンオーバーの乱れや過剰なメラニン生成が原因となりくすみを引き起こします。
ニキビ
紫外線を浴び続けると余分な角質が肥厚し、毛穴が詰まりやすくなります。
毛穴が詰まることで皮脂がうまく排出されないため、ニキビができる原因となるのです。
また、紫外線をたくさん浴びすぎると酸化した皮脂が毛穴を刺激しニキビが増加したり、発生した活性酸素の影響でニキビの炎症を悪化させてしまいます。
そのため、すぐには治らず回復が遅れる場合があります。
シワ・たるみ
シワやたるみは加齢によるものだと思っている方は多いかもしれませんが、紫外線と大きな関係性があります。
長波長紫外線である「UV-A」は真皮にまで到達するので、肌のハリを保っている「コラーゲン」や「エラスチン」などの肌組織を破壊します。
そのため、深いシワやたるみの原因となるのです。
屋外に限らず室内にいても窓ガラスを通過して入ってくるので、「家の中だから大丈夫」という油断には要注意です。
敏感肌向けの日焼け止めの選び方
敏感肌の方は他の方に比べ紫外線による刺激を受けやすいため、紫外線対策をしっかり行う必要があります。
しかし、肌が人一倍繊細なため、日焼け止め選びには慎重になるでしょう。
では一体、敏感肌の方はどのように日焼け止めを選べば良いのでしょうか。
ここからは、「敏感肌向けの日焼け止めの選び方」を4つご紹介します。
お湯や石鹼で落ちるものを選ぶ
クレンジングを使用しなければ落とせない日焼け止めは、肌にとって大きな負担になります。
こすらずにお湯や石鹸で簡単に落とせる日焼け止めを選べば、肌を傷つけず健やかさを保つことができます。
せっかく日焼け止めを塗っても、肌を強くこすり過ぎると肌トラブルを引き起こす原因になるので要注意です。
日焼け止めのタイプで選ぶ
日焼け止めにはいくつかの種類があり、ものによって使用感やテクスチャーが異なります。
自分が日焼け止めに求める機能によって選ぶのが良いでしょう。
日焼け止めのタイプは大きく分けて4つなので、以下でご紹介します。
・クリームタイプ
しっとりと肌に馴染み、しっかり保湿してくれるのが特徴です。
敏感肌だけではなく、乾燥しやすい方にもおすすめです。
・ジェルタイプ
他のタイプの日焼け止めに比べ、伸びが良くみずみずしいのが特徴です。
伸びが良いため、ムラになりがちな日焼け止めを均等に塗れます。
・パウダータイプ
メイクをしていても使用できますし、さらにはファンデーションなどの粉代わりもなるのが特徴です。
・ミルクタイプ
肌馴染みが良く保湿力が高いのが特徴です。
ミルクタイプの日焼け止めは肌にスッと伸びるテクスチャーが多いので、敏感肌の方も安心して使用できます。
・スプレータイプ
背中など自分の手が届きにくい場所でも塗れるのが特徴です。
また、手を汚すことなく使用できるのでお出かけ前の急いでいるときに役立ちます。
低刺激設定のものを選ぶ
「アルコール」「香料・着色料」「防腐剤」「鉱物油」などは、肌の刺激になりやすい成分です。
そのため、これらの成分が使用されていない低刺激設定の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。
低刺激設定の日焼け止めを選ぶことで、肌トラブルをしっかり防ぐことができるでしょう。
SPF値 やPA値はシーン別で選ぶ
室内と屋外では受ける紫外線の刺激が異なります。
室内で過ごす場合や軽い外出時は、SPF20〜30・PA++の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
また、長時間屋外で過ごす場合や炎天下での活動時は、SPF40〜50・PA+++以上がおすすめです。
敏感肌の方必見!敏感肌の方も安心の日焼け止めランキング
「どの日焼け止めを選べば良いのか分からない」「自分に合った日焼け止めが分からない」と悩まれている方は少なくないでしょう。
ここからは、「敏感肌の方も安心の日焼け止め」を8つご紹介します。
以下の8つの日焼け止めを参考にし、自分に合うものを選んでくださいね。
エーデルワイスUVプロテクト
エーデルワイスUVプロテクトは、肌荒れ予防となる「植物由来成分」を配合しています。
みずみずしい使用感で、化粧下地としても使うことができます。
日焼け止めタイプ:ミルク
価格・内容量:2,530円/50ml(公式通販価格)
日焼け止め効果:SPF38/PA++
購入可能場所:公式通販、直売店など
dプログラム アレルバリア クリームN
dプログラム アレルバリア クリームNは、敏感肌の方のことを考えた低刺激設定の日焼け止めです。
紫外線以外にも、花粉や乾燥などの肌トラブルの原因から肌をしっかり守ってくれます。
潤いが持続しやすく、化粧下地として使用できるのが特徴です。
保湿をしながら紫外線対策ができるのは女性にとって大きなメリットです。
日焼け止めタイプ:クリーム
価格・内容量:3,300円/35g(Amazon価格)
日焼け止め効果:SPF30/PA+++
購入可能場所:Amazon、ドラッグストアなど
ノブ UVミルクEX
UVミルクEXは、「ヒアルロン酸」が肌をしっかりと潤してくれますし、ニキビができにくい処方になっています。
また、肌荒れをケアしてくれる「グリチルリチン酸2K」が配合されています。
化粧下地としても使用でき、お湯で落とせるのが特徴です。
日焼け止めタイプ:ミルク
価格・内容量:2,200円/35g(公式通販価格)
日焼け止め効果:SPF32/PA+++
購入可能場所:公式通販、ドラッグストア、コスメ専門店など
イハダ 薬用UVスクリーン
イハダ 薬用UVスクリーンは、敏感肌に限らず子供も使用しやすい低刺激設定の日焼け止めです。
ニキビなどの肌荒れ予防となる「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されています。
クレンジングを使用せず洗顔料のみで落とせるのが特徴です。
日焼け止めタイプ:ミルク
価格・内容量:1,599円/50ml(Amazon価格)
日焼け止め効果:SPF50+/PA+++
購入可能場所:Amazon、ドラッグストアなど
肌をうるおす 保湿UVクリーム
肌をうるおす 保湿UVクリームは、肌に潤いを与えてくれる5種類の「セラミド」が配合されています。
アルコールや鉱物油が使われていないので、低刺激設定の日焼け止めになっています。
化粧下地としての使用が可能であり、クレンジングを使用せず石鹸のみで落とすことができます。
日焼け止めタイプ:クリーム
価格・内容量:1,760円/50g(公式通販価格)
日焼け止め効果:SPF30/PA+++
購入可能場所:公式通販、ドラッグストアなど
アネッサ パーフェクトUVマイルドミルク
アネッサ パーフェクトUVマイルドミルクは、ウォータープルーフ処方であるにも関わらず石鹸で落とすことができるのが特徴です。
アルコールや防腐剤が使われていないので、敏感肌のためのこだわりや魅力が詰まっていると言えます。
日焼け止めタイプ:ミルク
価格・内容量:2,800円/60ml(Amazon価格)
日焼け止め効果:SPF50+/PA++++
購入可能場所:Amazon、ドラッグストアなど
ミノン アミノモイスト ブライトアップベースUV
ミノンは低刺激で肌に優しい商品をたくさん展開しています。
アミノモイスト ブライトアップベースUVは、紫外線を予防する化粧下地です。
化粧下地として使用しながら、紫外線対策をしたい方におすすめです。
日焼け止めタイプ:クリーム
価格・内容量:1,558円/25g(Amazon価格)
日焼け止め効果:SPF47/PA+++
購入可能場所:Amazon、ドラッグストアなど
日やけ止め ノンケミカル
日やけ止め ノンケミカルは、べたつきを感じないサラッとしたテクスチャーです。
肌の潤いを守ってくれる「キシリトール」が配合されています。
日焼け止めタイプ:クリーム
価格・内容量:2,420円/40g(公式通販価格)
日焼け止め効果:SPF45/PA++++
購入可能場所:公式通販、ドラッグストア、スーパーなど
4敏感肌向け日焼け止めはたくさんある!好みのものを見つけて紫外線対策を
今回は、敏感肌向けの日焼け止めについてご紹介しました。
紫外線が及ぼす肌のトラブルは様々で、どれも女性を悩ませるものばかりです。
敏感肌の方は人一倍肌がデリケートなため、紫外線対策をしっかり行う必要があります。
敏感肌向けの日焼け止めはたくさんあるので、自分好みのものを見つけて紫外線対策を行いましょう。
紫外線は1年中存在していることを理解し、季節問わず自分の肌を守ってくださいね。