子育てで自分の時間がなくなる?とっておきのストレス解消法

子育てをしているとどうしても子どものことが優先で、自分のことは後回し!丁寧にやっていた家事も、自分のケアもなかなか思うように出来ず悶々としている人も多いのではないでしょうか。外で出会うママ友は、なんだか綺麗にしているように見えて自分だけがうまく時間をやりくりできていないのかも…?なんて自信をなくしてしまう人も多いかもしれません。しかし、思うように自分の時間が作れずストレスが溜まっているのはあなただけではありません!ストレス解消法をたくさん知って、まずは内面から子育て疲れを吹き飛ばしていきましょう!

あなたのストレス度は・・・?

人は気づかないうちにストレスを抱えているもの。特に子育て中は「お母さんなんだからしっかりしなければ」と自分で自分にプレッシャーを与えてしまうことも多いかもしれません。しかし、ストレスをためすぎると体調を崩すことにも繋がりますし、子どもへの関わりにも影響が出る可能性もあります。まずは、自分の今の現状を正しく把握して、対策を考えていきましょう。

ストレスチェックをしてみよう

  • 日頃から誰にも思ったことを言えないほうだ
  • 夜になると疲れ具合が重くなるように感じる
  • ママ友作りは難しいと感じる
  • 身近に子育てのことを相談したり、頼ったりする人がいない
  • 思い通りにならない時は、頭に血が上ることが多い
  • 自分の時間が取れてもあまり食欲がわかない
  • 疲れているはずなのに、睡眠が浅い/寝付くのに時間がかかる
  • 一人でほっと出来る時間が一日30分もない
  • 夫や家族に子育てのことを相談しづらい
  • 最近、子どもを褒めるより、叱ることの方が多い
  • どちらかと言えば、辛いこともガマンする性格だ
  • 人からよく神経質と言われる
  • 他人の子どもと自分の子どもを比較してしまう
  • 最近頭痛やめまいや肩こりがひどい
  • 急に体重が減った・急に体重が増えた

いかがでしたか?15問のうち、3問以上当てはまる人は、ストレス過多サインが出ています。誰しも子育てをしている以上は、常にストレスと向き合わなくてはなりません。「疲れていない」「まだ大丈夫」と思っていても、心や体に影響が出ているのであれば、時には休むことも必要です。自分の状態をこのチェックを通して気づけた方は、是非下記のストレス解消法を参考にしてみてくださいね。

ストレス解消のポイントは?

ストレス解消法には大きく分けると2つのポイントがあります。「怒り」という感情をうまくコントロールし、「癒やし」を感じる時間を積極的に増やしていきましょう。

怒りを適切な方法で解き放つ

人は自分が「嫌だ」と感じる事象が起きた時に、ノルアドレナリンという神経伝達物質が脳から出ることにによって興奮状態になります。これが怒りの正体なのです。怒りの感情は決して人間にとって悪いものではありません。この感情をもとに努力をしたり、がむしゃらになれたりする人も多いからです。しかし、あまりたくさんある状態は体に毒です。アドレナリンが出ている時、人は無意識に動悸がしたり、呼吸が浅くなったりするため、怒っている時は胸が苦しくなることが多いです。そうなると、なかなか健全な思考をすることは難しくなってしまいます。時々怒りを暴力や暴言、ものを投げるなどの方法でストレスを解消してしまう人もいますが、自分や子どもの体を傷つけてしまう可能性もありますので、下記の適切な方法を知り色々試していきましょう。

リラックスする時間をとる

子育てをしていると、ついつい自分のことを大切にする気持ちを忘れてしまいがちなのではないでしょうか。しかし、怒ってしまう自分を戒めるだけでなく、自分を大切にし、リラックスをする時間を持つことは心の健康のためにも非常に大切です。人はリラックスすると、セロトニンという脳内ホルモンが増加します。セロトニンは、ノルアドレナリンの働きを制御し興奮状態を沈め、自律神経のバランスを整えてくれます。緊張状態だった体がほぐれ、神経痛や肩こりの解消になることも。また、セロトニンは脳内で作られるものですが、その材料としてトリプトファンという必須アミノ酸が必要となります。そのため、正しい食事をとることも同時に大切になってきます。

イライラ子育てはもうやめよう!ストレス解消法

上記のポイントを抑えて、様々なストレス解消方法を試してみましょう!子どもの年齢によって、自分のために作れる時間はどうしても増減すると思いますが、まずは一日30分から試してみましょう。

運動

ボクササイズ

ボクササイズは「怒りのコントロール」がしたい人に特にオススメ。ボクシングの動きを取り入れたエクササイズのことをボクササイズといいます。パンチやキックなど、あまり日頃出来ない動作をすることがストレス解消によいと感じる人も多いそう。特徴として、ランニングやダンスのような有酸素運動と、筋トレのような無酸素運動を一緒に行う動きが多いため非常に効率的に全身運動をすることが出来ます。また、そんなに場所を必要としないため自宅で気軽に出来ます。子どものことを考えると一人で外に出たり、家に器材を置いたりすることが出来ないママには嬉しいですよね。YOUTUBEにボクササイズ動画がたくさんアップされているので、まずは見様見真似でチャレンジしてみるのがいいかもしれません。

ヨガ

ヨガはどちらかというと、「癒やし」の時間が欲しい人にオススメ。ヨガをしている最中は心と体が繋がっている状態であることが非常に大切になります。 呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、緊張やコリをほぐし、体の安定と心の安らぎをもたらしてくれます。一つのポーズを10〜20秒、長い時間をかけてゆったりととることも多く、筋肉を心地よく伸ばしたり、心を落ち着けることができるのが特徴です。子育てをしていると、子どもの未来を心配したり、過去の自分の行動を悔やんだり、心が忙しい日々が続くと思います。ヨガをしている時間だけでも、瞑想を通して今の自分の心と体の状態に集中してみましょう。「今日も頑張ったな」と自分のことを褒めてあげる時間がとれると、かなりリラックスできるはずです。

日常生活

好きなものを食べる

好きなものが冷蔵庫に入っているだけで日常の中に楽しみが生まれますよね。「子どもの寝かしつけが終わったら」「子どもの送り迎えが済んだら」など、子育てのキリのいいタイミングに食べることを楽しみにしておくと、少しイライラすることがあっても乗り切れるかもしれません。また、リラックス効果のあるセロトニンを分泌するために必要なトリプトファン。トリプトファンは人間の体内では生成できないものなので、食事から摂取できることが望ましいです。 カツオやマグロなどの赤魚、乳製品、大豆製品、ナッツ類、バナナが多く含まれていると言われているので、ご自身の好きなものがあれば是非食べてくださいね。

ネットショッピングをする

外に買い物に行くときはどうしても子どもと一緒で自分の買い物をゆっくりする時間は持てないですよね。それでも買い物をすることがストレス発散になるタイプの方は、ネットショッピングがおすすめです!ネットショッピングはアマゾンやYahoo、楽天など企業から直接購入できるものもあれば、メルカリやCreemaなど個人間でやりとりが出来るものもあります。実際のお店では買えないものや、地域限定のものも気軽に取り寄せることができたりするので、ネットならではのお買い物を楽しんでみてくださいね。

SNSで外部とコミュニケーションをとる

子育てをしていると、子どもと二人きりの時間が長くなり、成り立たない会話やテンションの差に時々気が滅入ってしまいますよね。「大人と会話がしたい…」という気持ちが募るけれど、なかなか落ち着いて外出もできない日々。そして、子育ての悩みは子育てしている者同士分かち合うのが一番ですが、身近にいるママ友だとどうしても自分の苦労を見せないようにしたくなったり、子ども同士を比べてしまって心苦しくなることもありますよね。そんな時はSNSのママコミュニティでの交流がおすすめです。プライバシーには気をつけたいですが、匿名で悩みを相談し合うことで「悩んでいるのは自分だけじゃないんだな」と気持ちが楽になるかもしれません。

関連記事一覧