妊娠線を予防するおすすめ対策方法は?

妊娠を経験する上で多くの妊婦さんが避けては通れないのが、妊娠線。海外では勲章として妊娠線を隠さずに見せる人もいますが、やはり気にする人もいますよね。そこでこの記事では、妊娠線の原因や妊娠線の予防策などを紹介したいと思います。妊娠線を作りたくないと言う方は是非この記事を読んで、原因と予防策をしっかり押さえて、妊娠線を作らないようにしてくださいね!

妊娠線の原因とは?

なぜ妊娠線が起きるのか、その原因について詳しくみていきましょう。妊娠線ができるのは皮膚の変化だけと思われている方も多いようですが、実は体型の変化だけではないんです。妊娠線の原因を詳しく知って、なぜ妊娠線ができるのかしっかりと把握しましょう。

皮膚の変化により妊娠線ができる

妊娠線は、ただの線ではなく皮膚の内側の皮下組織が、急激な体型の変化に対応しきれずにひび割れしてしまった現象です。皮膚は表皮、真皮、皮下組織というふうな構造でできているのですが、表皮以降の真皮、皮下組織は伸びにくくなっているため、急激な変化には耐えきれず妊娠線という呼ばれるものができてしまいます。このひび割れは妊娠のみならず、急に太ったりして体型の変化でも起きます。しかし、その場合は妊娠線ではなく肉割れというふうに呼ばれます。

コラーゲンの減少

妊娠中はステロイドホルモンというホルモンが分泌されやすくなり、コラーゲンが減少します。コラーゲンは肌の弾力の元となっており、コラーゲンが減少すると肌の弾力がなくなり、妊娠線ができやすくなります。

 

妊娠線ができる前に対策をしよう!

実は妊娠線は1度できてしまったら消えることはありません。時間が経てば、薄くはなりますが完全になくすことは難しいでしょう。ですから、妊娠線ができる前に対策をするのが1番の対処法となります。これから紹介する対策を参考にして、なるべく妊娠線を作らないようにしましょう。

急激な体重の変化に注意

急激な体重の変化に気をつけてください。妊娠線ができる原因として、急激な体重の変化に皮膚がおいついていけないためと言いました。ですから、急激な体重の変化が起きたら妊娠線ができる可能性がとても高くなります。体重増加は妊娠線をもたらすだけではなく、妊娠糖尿病などのリスクも高まります。特につわりから解放された後は、食べれなかった反動でついついたくさん食べてしまいがちです。そうなると急激な体重の変化に皮膚がおいついていけずに、妊娠線の原因となりますので、体重増加のスピードは一定に保ちましょう。つわり後は要注意です。

食生活を見直す

食生活を見直してみましょう。先ほども言ったように、妊娠線ができる主な原因は急激な体重の変化です。そのため、日々高カロリーなものをとっていると体重が増加しやすく妊娠線ができやすくなってしまいます。

バランスの良い健康にいい食事は妊娠線ができにくくなるだけではなく、赤ちゃんの健康にとってもいいことです。高カロリーなものばかりではなく、適度に野菜を取り入れ、バランスの良い食事を心がけましょう。

腹筋を鍛える

腹筋を鍛えてみましょう。腹筋を鍛えると皮膚が硬くなるイメージがありますが、急激な皮膚の伸びを抑えることができます。そのため、日頃から腹筋を鍛える運動を取り入れてみましょう。しかし、過度な運動は体の負担になるため、事前に医師と相談するのがお勧めです。

クリームを使う

クリームを使ってマッサージをしてみてください。妊娠線ができやすいのは、体型の変化が激しい8ヶ月ごろと言われています。そこでクリームを使うことによって肌の乾燥を防ぎ、皮膚を柔らかくして、体型の変化に耐えられるようにしておきます。

できれば、妊娠初期から朝と夜に定期的にクリームを塗ってマッサージをするのがお勧めです。妊娠線のケアクリームには種類があり、妊娠線ケアクリーム、妊娠線ケアオイル、妊娠線ケアローションがあります。妊娠線ケアクリームは保湿に優れており1番簡単にケアができます。妊娠線ケアオイルは、保湿性が良く伸びやすいので扱いやすいです。

しかし保水力が足りないと感じる方もいるので、そう言った方はクリームと一緒に使うのがお勧めです。妊娠線ケアローションは保湿成分が高くさらっとした使い心地になっています。クリームやオイルと一緒に使うと、より保湿できるので是非一緒に使ってみてください。ケアクリームの種類によって、特徴が異なるので好みで使い分けてみてくださいね。

 

妊娠線はできたら消えないので、気になる方は予防をしっかりと!

妊娠線とはいわば皮膚が裂けている状態です。そのため、1度妊娠線ができると元に戻ることはなく、妊娠線が完全に消えることはないです。勲章として誇る方もいますが、やはり気になる方もいますよね。そんな方はこの記事で紹介した対処法を参考にして、妊娠線予防をしっかりとしましょう。心がけることで、妊娠線ができにくくなったりしますよ。それでもできてしまった場合は、勲章ですので、恥ずかしがらないでくださいね。

 

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